2014年05月17日
熊野筆って何が違うの?熊野化粧筆が選ばれる3つの理由!
■熊野筆とは?
熊野筆とは、広島県安芸郡熊野町で生産されている筆のことです。
書道用筆、画筆、化粧用筆、誕生筆などがあり、
書道用筆については、経済産業大臣指定の伝統的工芸品として、製品には伝統証紙が貼られています。
このように、「熊野筆」という名称が使える筆は、
技術、製法、材料など一定の品質を満たしたものだけだということです。
(参考;熊野筆事業協同組合 http://www.kumanofude.or.jp/)
■他のブラシと何が違う?選ばれる3つの理由!
熊野筆は他のメイクブラシと一体何が違うのでしょうか。
熊野筆が選ばれる3大理由をまとめます。
◇理由その1/毛先が違う!〜むらなくメイクできる!
海外製のメイクブラシや市販で手軽に入手できるリーズナブルなメイクブラシと、
熊野筆の最大の違いは「毛先」にあります。
一般的なメイクブラシは、毛先を揃えるためにカットします。
そのため、筆の断面が粗く、パウダーを含んだときに毛の奥まで入り込まず、
パウダーが少ししか含めません。
一方、熊野筆は、毛先をカットせず、コマという伝統的な手法で毛先を揃えて作っていくため、
毛先の断面が綺麗で、たくさんのパウダーを含ませることができ、むらなくメイクができます。
◇理由その2/毛量が違う!〜しっかりメイクできる
一般的なメイクブラシに比べ、熊野筆は毛量が多いのが特徴です。
コマという技術で綺麗に毛を揃えるためたくさんの毛を束ねることができます。
そのため、たくさんのパウダーを毛に含ませることができるので、
発色良く、しっかりとメイクができます。
◇理由その3/毛質が違う!〜自分好みの肌質感が選べる
一般的なメイクブラシは人口毛(ナイロン)が多く、その他に馬、イタチの毛など使われています。
これらの毛質は耐久性が良く水にも比較的強いため、
取り扱いが楽であるというメリットがあります。
しかしながら、肌質に合わない場合は肌に刺激を感じやすくなり、
ニキビなどのトラブルが起こる可能性もあります。
熊野筆の場合は、リス、ヤギなどの毛を主として製造しているため、
乾燥肌や敏感肌の人には柔らかいリス毛、オイリー肌の人にはヤギ毛など、
肌質に応じて毛質を選ぶことが可能なのです。
■まとめ
日本が世界に誇る伝統的工芸品の熊野筆「メイクブラシ」で、
粉付きがしっかりで崩れないのに見た目はナチュラルに仕上がるメイクを楽しんでみましょう。
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