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2014年05月17日

メイクブラシを使い分ける!形や使う場所が似ていても兼用はNG

 

メイクアップアーティストは、何本もメイクブラシを持っていますが、

素人目には、似たような形のブラシばかりに見えてしまいますね。

そんなに何本も揃えられないですし、似たような形なら兼用してしまっても大丈夫なのでしょうか。

 

 

■ブラシの兼用はNG!その理由とは?

メイクブラシにはフェイスブラシ、チークブラシ、リップブラシ、

アイシャドウブラシ、アイブロウブラシ、ハイライトブラシなど、色々な種類があります。

 

こんなにたくさんのメイクブラシは保管も難しいし使いこなせないから

兼用しようと思う人も中ではいるのではないでしょうか。

 

しかし、メイクブラシの兼用はNGです。その理由は、二つあります。

まず一点目は、ブラシにいろいろな色の粉が混じってしまい、発色が悪くなってしまうからです。

ピンクのチークを入れたあとに、

フィニッシュパウダーをつけたら顔全体がピンク色になってしまいかねません。

 

そして、二点目は、メイクブラシには、それぞれの個性があるからです。

例えばチークブラシなら太い丸筆です。

 

カーブのある頬に、パウダーをクルクルとをむらなくのせるためにこの形状になっています。

フィニッシュパウダーブラシは、太い平筆になっていますが、

これは一方向だけにパウダーを乗せ、小顔にみせるシャドウ効果のため。

 

このように、それぞれメイクの用途に応じて使い分けが必要です。

 

 

■似たような場所でも兼用はNG!

チークやハイライトなど、同じような場所に塗るなら、

肌の上でどうしても多少は色が混ざってしまいますよね。

結局混ざるのだから、兼用したいと思う人もいるでしょう。

しかし、それでもメイクブラシの兼用はNGです。

 

メイクブラシの毛量や形状は、それぞれの用途によって変わっています。

メイクブラシによって粉を含ませられる量も違いますし、毛が肌にあたる表面積も変わります。

つまり、それぞれの部位に応じたメイクをし、綺麗に発色させるために何本もメイクブラシがあるのです。

 

絵で例えてみるなら、紙に絵をかくのと顔に絵を書くのでは難しさが違いますよね。

顔は凹凸があり、紙に絵を描くよりもはるかに難しいです。

 

カーブのある頬や鼻を綺麗にメイクするには、小回りのきくメイクブラシが何本か必要なのです。

 

 

■まとめ

ついつい面倒で同じメイクブラシを使ってしまっている人、

節約のために兼用して使っている人など色々なケースがあるでしょうが、

はじめてメイクブラシを使われるなら7〜8本揃えるのが目安となりますので、

是非しっかり使い分けしてメイクを楽しみましょう。

 

 

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